「NAKANO街中まるごと美術館!2024」無事閉幕!

▲中野サンモール商店街

東京都中野区内の商店街と愛成会が連携し、2010年から毎年開催しているアートイベント「NAKANO街中まるごと美術館!」。1月20日から2月18日に開催した本年のイベントも、多くの皆様に支えられて無事に会期を終えることができました。

 今回は「つむぐカタチ、ひろがるキモチ。」をテーマとして、全国から14名の独創的な作品を紡ぎ出すアール・ブリュット作家を紹介しました。

【出展作家】

岡﨑 莉望/勝部 翔太/神山 美智子/古賀 翔一/後藤 拓也/小林 覚/中武 卓/野間口 桂介/白田 直紀/早川 拓馬/平野 智之/藤田 雄/山根 暁/渡邉 あや(敬称略)

 

会期中は中野駅周辺を中心に、北口側は中野ブロードウェイ商店街や中野サンモール商店街、南口側は中野南口駅前商店街・中野レンガ坂商店会・中野マルイなど街中の各所で、多様な創り手による創造力豊かな表現に出合う機会を創出しました。

 

また、今回も地域の皆さまにご協力いただき、商店街等の店舗での実物の作品展示を行いました。

また各会場では、今年度新たに区内にある桃園第二小学校とのコラボ企画として、児童たちがアール・ブリュット作品を鑑賞して作成したオリジナル音声ガイドが見どころの一つとなりました。その他、児童たちが作成した、中野の街で出会ったらワクワクするようなオリジナルキャラクターを探すまち巡り企画は、子供から大人まで幅広い年齢層の方に楽しんでいただきました。

さらに、前年度に続く織田学園とのコラボ企画では、学生たちがアール・ブリュット作品を鑑賞して、それぞれが見えたものや感じたものから味、食感、香りなどを想像してスイーツや料理で表現しました。

▲(織田製菓専門学校)作品から着想したスイーツが商品化。学生自ら販売し大盛況でした。

▲(織田調理師専門学校)アール・ブリュット作品から感じた世界観を日本・中国・西洋料理のフルコースと、製菓製パンで表現し卒業制作展で展示されました。

実物のアール・ブリュット作品の展覧会場となった「なかのZERO」では、今回のメインビジュアルである中武卓さんの作品を階段アートとして展示し、フォトスポットとしても大変好評でした。

1か月近くの会期もあっという間に閉幕を迎えましたが、本年のイベントを通じて、ご覧いただいた皆さまの気持ちが多様に連鎖する機会となれたのであれば幸いです。

 来年も中野のまちで皆さまにお会いできるよう、次なる準備を始めてまいりたいと思います。

ご来場、ご協力いただきましたすべての皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました!

 

※各イベントの詳しい情報はSNSで公開しています。

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X(Twitter):@artbrut_nakano

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